起立性調節障害に悩まれている方へ
起立性調節障害(OD)とは思春期ごろの男女に多く起きる病気です。
ある日突然朝起きれなくなり、学校にいけない。
体調がたまたま悪かっただけかもと2、3日様子を見ていたが改善する気配がなく、病院へ。
病院で検査したところ「起立性調節障害」と診断を受ける。
病院で薬を処方されたが改善することなくどうしようか悩んで当院へご相談を受ける。
ほとんどのご相談者の方が同じような経緯をたどります。
まずはご相談ください、専門スタッフがご来院前に聞き取りを行います。
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起立性調節障害のお子様をお持ちの方へ
起立性調節障害とは?
【起立性調節障害とは】
起立性調節障害は、起立時の不調を中心とする症状群のことです。
起立性調節障害の原因は十分に明らかにされていませんが、自律神経の一つである迷走神経の異常が原因と考えられています。
病院では起立試験を行い、循環器系を含めた症状再現を確認する。一般に良性であり、適切な治療や支援を行うことによって回復するとされています。
起立性調節障害では倦怠感や起床困難、頭痛、めまい、立ちくらみ、腹痛が主症状になります。
起立性調節障害いつから?(好発年齢)
【起立性調節障害後発年齢】
起立性調節障害は、思春期に多く見られる疾患で、好発年齢は10~16歳です。軽いふらつきなどの軽症例を含めると、小学生の約5%、中学生の約10%が潜在的に起立性調節障害であるといわれています。
当院でも小学生高学年から中学生の時期の学生さんの親御さんからのご相談が増えています。
「高校入試を迎える時期なのに学校に行けてないから進学できるか心配」
「学校に昼からは登校できるが午前中の授業が受けれていないので勉強についていけなくなるのではと不安」
こういうお悩みが多いように思います。
高校生の場合は「出席日数が不足し単位がこのままでは取れないのでは」というお悩みが多いです。
決してあわてないでください。
起立性調節障害の男女比
起立性調節障害(OD)の男女比はと女性の方が発症する割合が高いのが特徴です。
男性:女性=1:1.5~2と女性の方が約2倍ぐらいの比率になっています。
当院でも男性より圧倒的に女性からのお悩みのご相談が多いと感じています。
女性の方が冷えやすいつまりは末梢の循環が悪いことが多くそれが女性が多いことの理由の一つだと思われます。
起立性調節障害の病院での治療薬
病院やクリニックでは起立性調節障害(OD)の治療薬に次のような薬が処方されます。
もちろん程度や医師の判断に基づき処方されるものです。
起立性調節障害の薬の主な目的は3つ
①血圧上昇
②交感神経の活動を活発にさせる
③循環改善
の3つです。
最近では抗うつ薬の処方もされるようになりました。
使われる薬はそれぞれ
①ミドドリン塩酸塩:末梢血管を収縮させることで血圧を上昇させ、起立直後の血圧低下を軽減します
②メチル硫酸アメジニウム:交感神経の機能を亢進させることで、血管収縮作用と心機能を向上させます
③ビソプロロールフマル酸塩(メインテート):β1受容体のみを選択的に遮断するため、心臓のみに働き、気管支への作用は非常に少ないのが特徴です
④アリピプラゾール:最近、効果が認められてきた統合失調症の薬
起立性調節障害で処方される漢方薬
起立性調節障害で処方されれる漢方薬
半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)【37】体力がなくて冷え症、胃腸虚弱な人に向く薬です。
めまい、立ちくらみ、頭痛、頭重感などに用いられます。
苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)【39】体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏
五苓散(ゴレイサン)【17】体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹(※)のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔
(※)しぶり腹とは、残便感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すもののことである。
小建中湯(ショウケンチュウトウ)【99】体力虚弱で、疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿および多尿などを伴うものの次の諸症:小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜泣き
補中益気湯(ホチウエッキトウ)【41】体力虚弱で、元気がなく、胃腸のはたらきが衰えて、疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒
起立性調節障害改善整体の施術をご紹介
1
自律神経の流れを良くします
起立性調節障害では自律神経に関係する部分に矯正施術を行います。
2
血流改善をします
末梢の血流を改善することで血圧が上がりやすい環境を作ります。
3
内臓調整でホルモンバランスを整えます
内臓の調子を整えホルモンバランスを整えていきます。
起立性調節障害 患者様の声
神戸市西区 中学生 女性
※施術の効果には個人差があります
夏の終わりごろより体調が悪く朝起きれなくなってきた。
食事のの食べれなくなり、量が減り痩せてきてというご相談でした。
お腹の施術がご本人は効いた気がするとのことでした。
神戸市西区 中学生 女性(母)
※施術の効果には個人差があります
朝起きれなくなるだけでなく、娘さんが急に痩せたことが一番の不安だったそうです。
娘の将来も不安だが、それよりもまず毎日の食事が取れるようになってきたことで安心しましたとのことでした。
われわれとしても母親として心配な気持ちを抑えながら向き合ってくれてありがたかったです。
起立性調節障害 来院から治療までの流れ
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1
ご予約・ご来院
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2
カウンセリング
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3
検診(視診、触診)
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4
施術の説明
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5
施術
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6
お会計・次回のご予約
起立性調節障害 よくある質問
- 施術はどんなペースで通えばいいですか?
症状にもよりますが、通常週1回のペースで施術させていただくことが多いです。
症状の重い方では週に2回施術させていただくこともありますが改善とともに治療ペースを変えていきます。
- 起立性調節鍾愛はどれぐらいの期間で改善しますか?
早い方で2から3ヶ月で改善されます。
1か月経過後で何らかの変化が起きてくることが多いです。
- 子供一人で行かせるのは不安なのですが
初回問診時も親御さん同伴でお話をお聞きします。
施術も最後まで付き添い可能です。
起立性調節障害はご家族の協力が欠かせませんので、そのあたりの話もさせていただいています。
- 起立性調節障害の施術は痛くないですか?
基本的に痛い治療は致しません。症状に応じて鍼灸を用いる場合もございますが痛すぎるということのないように施術いたします。
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