「朝、目が覚めたら物が二重にぼやけて見えるようになっていて…」
ある突然症状が出てビックリされる方が多いです。
もちろんほぼ全員が眼下を受診して検査を受けることになります。
そこで脳の障害や血管の問題がないかMRIを受ける方が多いです、
なでしこ鍼灸整骨院にもそういった外転神経麻痺・動眼神経麻痺の方の鍼灸施術を行っています。
MRIで問題なしといわれることがほとんどです。
外転神経麻痺の場合を例に挙げてご説明します。
中には大きな病気が原因であることもありますので前述のとおり病院ではまずMRI(神経画像診断)や赤沈(赤血球沈降速度)、抗核抗体検査、RA検査(リウマトイド因子)などが行われます。
つまりは大きな病気が原因でないということを病院ではまず検査します。
ですが問題がない(検査上で)ということはどういうことなのでしょうか?
これは問題がない=原因が不明ということなのです。
外転神経麻痺の原因ではっきりしているもので多いのは頭部外傷(事故などによる)や脳腫瘍が挙げられます。外傷がない場合脳腫瘍を疑い検査をして問題がなかった(脳腫瘍でなかった)ということになるのです。
外転とは聞きなれない言葉だと思います。外転とは体の中心から外側に動かす運動のことを指します。
つまり外転神経麻痺がおこると、眼球を外側(耳側)に向けることができなくなることや物が二重に見える(複視)を引き起こします。
外転神経は脳から直接伸びる脳神経の枝で長さが他の神経と比べて長いのが特徴です。そのため神経の経路の中で圧迫されることが多いとされています。
病院やクリニックでは外転神経麻痺の治療として、ビタミンB12や脳循環代謝改善薬の処方、ステロイド(抗炎症ホルモン)の内服や点滴などが行われます。
症状により薬の処方がない場合もあります。
「MRIまで検査したのに、異常なしと言われて薬もない…」
病院でこういう流れは通常なのですがしっかり説明もないことが多く不安になる方が多いです。
また複視(物が二重に見える)の対処療法としてプリズムを用いた眼鏡をかけることで症状が軽減することもあります。
車の運転などで複視が出ると非常に危険なため注意が必要です。
動眼神経麻痺の症状は外転神経麻痺より多いことが特徴です。
外転神経麻痺は複視が主な自覚症状ですが、動眼神経は目の動きだけでなくまぶたの動きや瞳孔の動きにも関係しているため以下のような症状が出ます
まぶたがある日突然下がって動かないことにより病院を受診することが多いです。
病院での動眼神経の治療はビタミンB12やATPの製剤の処方が行われます。
重症筋無力症や脳動脈瘤が遠因の場合はそちらの治療が中心になります。
ですが外転神経麻痺の場合と同じく原因が不明の場合経過観察をうけながら投薬治療ということが多いです。
外転神経麻痺の場合と同じく複視(物が二重に見える)の対処療法としてプリズムを用いた眼鏡をかけることで症状が軽減することもあります。
外転神経麻痺の場合原因不明といわれるもの(病気やケガが原因でないもの)の割合は多いとされています。正確な数字ばわかりませんが約半数近くの方が原因不明とされることが多いと感じます。
動眼神経麻痺の場合原因不明といわれるもの(病気やケガが原因でないもの)の割合は外転神経麻痺と比べて少なく外転神経麻痺の場合と比べてさらに半分といったところでしょうか。
どちらの場合も病院での治療が先行されているものがほとんどです。
当院では病院の治療と並行した鍼灸施術をおすすめしています。
病院に通院しながら鍼灸もおこなうということです。
これには大きな理由があります。
顔面部の神経麻痺や痛みをおこす疾患として、
顔面神経麻痺・三叉神経痛・動眼神経麻痺・外転神経麻痺などが挙げられますが
そのどれもが症状が変化にくくなくなる前に施術を行わないと結果が悪いことが多いからです。
動かさせないことが長く続く⇒神経や筋肉が衰える⇒さらに症状が悪くなるを繰り返してしまうのです。
動眼神経麻痺や外転神経麻痺と診断され今後の症状や生活に不安をお持ちのことと思います。
なでしこ鍼灸整骨院では事前相談もお受けしています。
いきなり施術では不安という方も多いのが動眼神経麻痺・外転神経麻痺の特徴です。
しっかりお話を聞いたうえで施術をすすめていきますのでお気軽のご相談ください。
ただ今、多くのお問い合わせをいただいており、ご予約が非常に取りづらい状況となっております。
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